アメリカのアンスコ製二眼レフ。アンスコはフイルムなどの感材メーカーとしても有名。
ネームプレートの表記は「アンスコ オートマチック レフレックス/3.5」。他にアンスコフレックス2という、鶯色で車庫のようなシャッターの付いた擬似二眼レフがあるが、620フイルム使用なので注意。
当機はクランク巻上げや3ヶ所のピント合わせ機構、光学式アイレベルファインダーなどを持った高級機に位置するもの。セルフコッキングにはなっておらず、前面向かって右の逆ハの字レバーを押し下げてチャージ、逆側のレバーでレリーズする。
テイクレンズ外周のリングを回すと、小径のギアを介しビューレンズ外周のリングが回り、シャッター速度指標が変更されるという凝った作り。
ピント合わせは、前面左右のダイヤルと側面のノブいずれかの操作で前板繰り出す方式。ルーペはかなり小さく、スクリーンの見やすさも年代並み。
デザインの派手さは二眼レフの中でもトップクラスだろう。前面両サイドをはじめ多用される丸みを帯びたエッジ部、横から見た際の裏蓋上部とピンとフードの繋がりなど、デザインには非常に力が入っている。
ただし、複雑な繰り出し機構などの影響か、かなり大柄で重い仕上がりとなっているカメラだ。










