二眼レフの現代的意義?

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1 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:08/01/08(金) 23:44:34

[1] かぱまん  2006 11/25(土) 23:12:49

最近久しぶりにモノクロで作品を撮り始めました。若い頃から追っかけてるテーマに再挑戦、というところですが、以前は645判SLRを使用していました。でも最近とみに6x6に好みが偏ってきているので、今回は二眼レフ使用です(マミヤCです)。
SLRもいいのですが、二眼レフだと、色フィルタを使ってもファインダー像の見え具合が変化しないのが便利なんですよね。おまけにSLR用レンズは口径がバカでかいので、フィルタを買うのが一苦労(モノもないし高いし、で)。マミヤC用のレンズは、だいたい46mm径なので、安くあがります(でももっとケチって、ステップアップリングで52mm径にして手持ちのフィルタ資産を有効活用しています)。
モノクロではマミヤの古いレンズでも全く問題なく使えるし(カラーでは若干色再現の苦しいレンズがありますので…)、でいいとこづくめです。
カラーはSLR、モノクロは二眼レフ、、と住み分けができつつある今日この頃です。


[2] かぱまん  2006 12/ 6(水) 00:34:02

レンズ交換できるカメラって便利です。が、特に中判カメラになると、レンズが重いので、そう何本も持てるものでもありません。また、担ぐ荷物量が増加すると、確実にフットワークも重くなります。
結局限られたレンズ種類で何とか工夫をして撮り進める、という事になり、実質的にレンズ交換できないカメラと同じ使い方に落ち着きます(少なくとも僕はこういうパターンが多いですね)。
その点レンズ交換できない一般的な二眼レフは潔いですよね。最初からレンズ交換への煩悩をきっぱり拒絶しているかのようです。
今日もローライ担いで歩いてきました。75mm一本勝負です。35mm判における50mmレンズより6x6の75mmって自由度が高いと感じます。これ一本きりで何とかしなきゃ、とけっこう頑張れました。

レンズ交換できない高潔さ。これもある種の「二眼レフの現代的意義」なのかなぁ、と思いました。


[3] 二眼里程標管理人  2006 12/10(日) 10:46:30

「何故」「今更」といった感のある二眼レフではありますが、私個人的には「使っていて楽しい」というのが何よりの理由です。
ライカなどもそういった部類に入るのでしょうし、人によっては「アルパが楽しい!」「ホルガが最高!」という人もいるでしょうが。(管理人はアルパに関しては全く分りません・・・)
ストイックに66で作品撮りをするだけなら、私は迷わずニューマミヤ6を使います。「写真を撮る」というのはそれだけじゃないからこそ、皆さん二眼レフにハマってしまっているのでしょうけれど。

かぱまんさんの仰るとおり単焦点をずっと使っていると、結局使うレンズというのは限られてきますので固定レンズに不満を感じたこともないですね。
ふと、各メーカーから55mmや65mm付きの安価な二眼レフが発売されずに終焉を迎えたことは、残念にも思いますが「だからこそ」とも思えます。

2 : 名前:かぱまん 投稿:09/11/05(木) 02:23:55

ホントにお久しぶりです!相変わらず二眼レフ好きは続いてます。。
さて、学研の「大人の科学」最新号に附録として35mmフィルムを使った二眼レフが付いてます!
組み立ては自分でしなければいけませんが、なかなか面白そうなので、一冊買っちゃいました(笑)。
管理人様並びにここを見ている皆様、興味が向かれましたら一台いかがですか?

3 : 名前:かぱまん 投稿:09/11/05(木) 02:29:56

さっきの記事を書き込んですぐに、管理人様が「大人の科学」誌に二眼レフカメラの画像を提供されたとのテキストを発見しました!
あぁお恥かしいっ!
表題の「二眼レフの現代的意義」の通り、この附録が二眼レフというスタイルの復興に少しでも繋がっていけば、と思ってます。

失礼致しました…。

4 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:09/11/05(木) 10:24:12

かぱまん様お久しぶりです。
学研さんへの画像提供と言いましても、WEB上の画像を「どうぞ」と言っただけなのですが、
申し訳ないことに「大人の科学 二眼レフカメラ」の完成冊子をお送りいただき既に入手しています。
ただ、二眼レフ自体はまだ組み立てていません・・・数日中に何とか。

某大手掲示板でも、組み立て方法や撮影結果に関してかなりの数の書き込みがあるようですし、
既に外装やピント合わせのルーペ使用などのカスタマイズ情報も出てきています。
当サイト訪問者様の検索ワードを見るに、「二眼レフ」や「二眼レフカメラ」で検索された方が大幅増。

余談ですが、中には「現像するまで、何が写っているかわからないカメラなんて不便」という記事も
あるようです。(「二眼レフ 誰が買う」で検索してください)
確かにデジカメは非常に便利な道具ですし、私もWEB制作を中心に多く使用しています。
ただ、もしも写真を撮るのにデジタルAF一眼しか使えない時代が来たら、私は写真に興味を失うでしょう。

これを機会に「現像するまで何が写っているかわからないからこそ、写真は楽しいんだ」と、
多くの方が気付いてくれたらこんな素敵なことはありません。

この企画発売をされた学研さん・編集者さんに大きな拍手を。

5 : 名前:かぱまん 投稿:10/02/11(木) 11:36:38

管理人様、皆様お久しぶりです。
さて、先日とある女性に二眼レフを貸してあげたんですね。
彼女は出歩く事が好きな人で、それまではコンデジで気に入った景色をパチパチ撮ってたような普通の人です。
二眼レフに全く予備知識がない人なので、一体どんなカメラで初体験させてあげたら良いだろう?って悩みました。
で、結論はローライ3.5F。やっぱり使いやすいカメラが一番いいかな?、好印象を持ってもらえるかな?といった判断でした。
どんよりした冬空の寒い一日でしたが彼女と二人、ローライを交えてカメラ散歩してきました。
最初は明るさに対する絞りとシャッター速度の関係について、の講釈(笑)から始め、あんまり理屈ばっかり言っててもアレなので、とにかくフィルム1本撮りました。
予想通り逆像のファインダーに四苦八苦していて、悪いけどかなり笑わせてもらいました(人が悪い…)。でもファインダー像そのものにはギュっと凝縮感があってすごくキレイ!との由。
また、ずっと首から下げていたい、安心感があるから…という感想でした。
何回か貸してあげよう、と思います。そうしてちょっとづつ二眼レフを教化してゆくのです(笑)。

ただ、冬のカメラ散歩にはボクのローライ、やや整備状態がよろしくなかったか、動きが渋くなってきました。
そろそろオーバーホールかなぁ、と悩む毎日です。

6 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:10/02/13(土) 07:46:52

かぱまん様こんにちは。
確固たるデータなどはどこにも無いのでしょうが、二眼レフは女性にも人気という話はちらほら聞きますね。
一時期、二眼里程標もこんな真っ黒なデザインでいいのだろうか???と真剣に悩んだこともあります(笑)

先日久しぶりにヤシカ44を手にする機会があったのですが、もし可愛らしいベスト判が日本でも大々的に普及していたら
現在のクラシックカメラ事情も大いに変わっていただろうななんて思いました。