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[1] mits 2007 4/25(水) 09:01:35
しばらく前、期限切ギリギリの120フィルムが数パックあったもので、露出のテスト(シャッター速度の誤差とか…)の積もりで手持ちの各カメラに突っ込んで、窓辺に三脚を据えて、何て事はない窓から見える風景程度の写真を撮ってみました。
乾燥のために現像上がりのフィルムを部屋のかも居に掛けて、ふっと見ると、カメラ(レンズ)によって色再現がぜんぜん違うんですよねぇ〜。
ちなみに、ローライフレックスF型のプラナーは若干派手めです。ピンクがパステルピンクっぽいと言うとオーバーですが…。 国産のマミヤ・セコール、ブロニカ・ゼンザノンは真面目に、でも、ちょっとだけ頑張って明るめに、メリハリを付けて!みたいな…。 感覚的なものですがプラナーは『私はツアイス家のプラナーお嬢様よっ!』って感じ…。日本製は真面目に働き、それに1〜2時間のサービス残業もいとわない日本人サラリーマン…と言う風でした。(笑) ちなみにマミヤはユニバーサルプレス、ブロニカはETR(6×4.5)でしたが…。
[2] mits 2007 4/25(水) 09:13:59
手持ちのカメラの中で入手価格も安く、サイズの小さく『雑用係』的な使い方になっていたのがロライコードV型でした。 ところが、このローライコードV型に付いているクセナーは、数日後の同じ様な天気の、同じ様な時間に、肉眼で窓から同じ風景を見て、見比べたのですが、プラナーやセコール、ゼンザノンに比べて『完璧に色の再現』がなされていました!
第二次大戦後の東西ドイツ分断でカールツアイス社のレンズ供給が滞り『シュナイダーでも仕方ない。』くらいの理由で、普及型のローライコードにはクセナーを付けたものと認識していましたが、この結果には自分でもビックリしました。(笑)
名著『プロ並に撮る写真術』で日沖宗弘さんもローライコードV型以降はAランクにされているものの絶賛のAA+ランクではありません。
でも、訳あって常用フィルムをコダックEPPからフジRDPVに替えた時も同じ様にテストしましたし、ローライフレックスとローライコードは常時併せて使っていますが、そんな感じです。(笑)
多分に私の個人的、感覚的な部分もあろうかと思いますが、二眼レフをいっぱい所有されている管理者さんの試写結果をこのサイトで見るのはすっごい楽しみです。(笑)
[3] 二眼里程標管理人 2007 5/ 1(火) 00:21:51
mits様こんばんは。
実写レポありがとうございます。
実写比較は二眼里程標開設当初からの目標なのですが、なかなかまとまった時間もとれず・・・
が、しかーし。一周年には主要機種数台の実写比較を掲載できるかな?とも思っております。
現在の「いろんな比較」を「実写比較(仮)」に変更しアップできればと思っております。
ただ、カラー(色再現)に関しては、スキャンやモニターの問題(管理人のPCは4年落ち液晶ノート・・・)があって今後の検討課題です。
キャリブレーションソフト買うつもりもありませんし難しいところです。
[4] mits 2007 5/ 1(火) 09:39:23
はい、実写比較は楽しみにしています。管理人さんほど多くの二眼レフを所有され、それぞれの機種の知識も、造詣も深い方は中々いらっしゃらないと思いますので、本当に楽しみにしています!(笑)
実は…。 私はプロカメラマンではありませんが、仕事上で写真を多用します。(サンプルの入手出来ない様な商品とかの場合…。) 35mmSLR、デジカメ、その他と試行錯誤を繰り返した結果、前時代的なTLRに行き着きました。 確かに子供の頃に、祖父が自慢のローライコードでスナップを撮ってくれた思い出もあって、ノスタルジックな形状のTLRは大好きではありますが、実用性…と言う観点からすると、中判のSLR、35mm、デジタルは足元にも及ばない…と思っています。 これは、思い込みでも何でもなく、TLR同等のパフォーマンスのデジタルでも出現したら、勿論、乗り換えるとは思いますが…。私に取ってTRLとは、そう言うポジションのカメラなんです。
非常に参考になりました・・ありがとう御座います。