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管理人様
ヤフオクにてイコフレックスU(戦前)を入手したのですが、当サイトに書かれている通り、
ピンストライプ部分のメッキがほとんど無くなり、黒塗装もだいぶ剥げていたので、大々的に
レストアすることにしました。メッキはできないので塗装になってしまいますが、まあ、何とか
様になりました。銘板や、距離表示は直せないので、半分エイジング気味ですが。
私自身これで5台目のイコフレックスになります。Ua2台は動かず、Ta売却、UAは最も出番の多い
カメラです。
今回のは、ノンコートテッサーが付いているので、使うのが楽しみです。
しつこくイコフレックス
イコフレックスは大変種類が多く、ウィキペディアによると10種類。
しかし、それには、私の51年型UAが出ていないので、11種類確認できています。
今回イコフレックスUを分解して解ったのは、ボディーは3種類しかないということです。
横送りのT型、全く別物のV型、残り全てです。
そこからはツァイスイコンの中での二眼レフカメラの位置づけが読みとれます。
全ての形式、フィルムサイズのカメラを販売すべく(竹田正一郎氏による)作られたT型。
新型ボディーを投入したU型、そして当時最高性能のカメラ<コンタックスU>を設計した、
フーベルト ネルヴィンによるV型。しかし戦後は全てU型のボディーを使用。
Uaではセルフコッキングになったりしますが、やはり35mm判に比べて低く扱われていた様な気がします。
きむら様こんばんは。
きむら様の仰るように、イコフレックスは正直微妙な立場ですよね(笑)
35mmのコンタックスほど独創性に富むわけでもなく、ローライのパテントのせいか
使い勝手がスゴイということもなく、かと言ってコレクターを刺激する希少性もまた・・・
どちらかと言えば、35mmの二眼レフ・コンタフレックスの方が話題に上る始末です。
無論、天下のツァイスイコン。
オリジナルモデル /fghij/ikoflex1.php の思考錯誤の跡や、
2a型 /fghij/ikoflex2a.php の剛健さなど、良質な二眼レフではありますが。
もし、戦後3型 /fghij/ikoflex3.php の発展形が開発されていたら
また違った方向性になっていたかも知れませんね。
1 : 名前:まーちたり 投稿:09/11/03(火) 22:33:44
管理人様、はじめまして。
これまで何故か毛嫌いしていた二眼レフ、食わず嫌い以外の何者でもなかったようで、
一度使ってみたら、その面白さからあっという間に7台に増えました。
しかし、どうしても手に入れたいイコフレックスのV型に出会えません。
ビンテージカメラを扱っているお店は、相当数問い合わせているのですが、
はあ、先は長そうです・・・
2 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:09/11/05(木) 09:58:21
まーちたり様はじめまして。
私も二眼レフに興味を持ったのは遅い部類でして、それまでは実用(マミヤ7とか)が主流で
クラシックカメラでもハッセルやライカのLマウントなど、二眼レフとはずいぶん縁がありませんでした。
今や、こんなになってしまいましたが・・・
イコフレックス3型 /fghij/ikoflex3.php は、確かに見かける機会は少ないですが
「希少価値」と言うほど見かけない機種でもありません。
国内のオークションなどでも年数回程度は見かけるように思います。
ただ、いざ欲しくなって探すとナカナカ見つからないというのは、イコフレックスに限らずよくありますよね。
価格的にも酷く高いというケースはあまり見かけたことはありません。
購入に際しては、巻き上げ部分とアルバダの剥離、意外と見落としがちですがピントフードの視差補正機構などを
確認されるとよろしいかと思います。
イコフレックス3型との良い出会いがあるといいですね。
3 : 名前:まーちたり 投稿:09/11/06(金) 00:31:56
管理人様、こんばんはです。
確かに、カメラ(に限りませんが)って苦労して手に入れたら、
その後各所でやたら目にするようになることってありますね。
件のイコ3ですが、今回、やっと何とか1台見つけて通販を頼み、代金を振り込みました。
残念ながら、値段は、思っていた以上に高かったです。
というのも、見つけた先が浅草の某有名クラカメ店でして、
おそらく整備してから出してる(と思いたい)ので、その分値段に乗ってるんでしょう。
程度良し、アルバダ美品と言っていたので、多分大丈夫(と思いたい)。
まだ現物は見れてませんが、楽しみ半分不安半分といったところです。
おそらくここなら持っている(しかし、相対的に高いはず)と思っていたので、
あると聞いたら、絶対欲しくなると思い、電話していなかったんですが、
あっさりと誘惑に負けました。
で、結果、やはり思っていたとおりですわ。
4 : 名前:まーちたり 投稿:09/11/08(日) 00:12:59
管理人様、こんばんは。
イコ3、届きました。聞いていたとおりアルバダは美品でした。
しかし、カビのようなポッチリが2つ・・・、
おそらくこれを取ることは剥離につながるのかもしれません。
それから、前板のビューレンズ横のレバーが機能してません。
これがセルフタイマーなんでしょうか。
しかし、こんな使わない機能を復活させるため、
ヘタにいじらせて他に不具合が出たらまずいので、
このまましばらく使うことにしました。
なお、巻き上げ、カウンター、パララックス調整はOKでした。
いやー、でも嬉しいです。とっても入手したかったですから!!
5 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:09/11/09(月) 09:33:19
まーちたり様こんにちは。
イコフレックス3型無事入手おめでとうございます!
急に欲しくなった機種をいざ探しだすとナカナカ見つからないということも多々あるのですが、
機構の程度も良好だったようで何よりですね。
私のイコフレックス3も、セルフタイマーとテイクレンズ向かって右にある
シャッターインジケーターは動作不良ですが、実際に使うのに不具合は無いので
そのままになっています。
戦前ツァイスイコンの意地の作品、どうぞ楽しんでください。
管理人様、こんばんは。スレ統合、お手数おかけしました。
さて、先日、イコレフVでの撮影をしてみましたが、リバーサルでいい加減に撮ったところ、
かなり露出アンダーになってしまいました。
もっとも、これはカメラの責任ではないですね。
しかし、そんな失敗作品でも、なんとなくしっとりしたようなクラシカルな雰囲気に
個人的には満足しています。
ノンコートレンズゆえ、逆光にはかなり弱く、フレアがすぐに出ます。
行きつけの中古カメラ店の店長曰く「ノンコートは被写体の色が一番忠実に再現される」そうです。
ここはひとつ、レンズフードを入手するのが一番確実のようですが、なかなか見当たりません。
まあ、それを探すのも楽しみの一つですね。
イコレフ3型をもう一台入手しました。出てくるときは連続で出てくるものですね。
しかし、不注意で2台目を入手早々に病院送りにする破目に・・・。
どうせ業者さんに診てもらうのなら、と思い、
管理人様はじめ3型をご存知の方にお教えいただきたく書き込みます。
この3型というカメラ、カウンターが1を指さないとシャッターが切れないのが正解でしょうか。
ボディと裏蓋の接合面に突起が出ており、これでカウンターを進めているようですが、
これが押されていないと巻き上げレバーを操作してもシャッターがチャージされません。
(これを押しただけでもチャージしてくれないので他にも何かあるのか)
1台目はそうなっているのですが、2台目はどんな時でもシャッターが全速切れていました。
壊したのは2台目の方なので、カウンター連動も調整してもらうかどうかを業者さんへ伝えるべく、
只今情報を集めているところです。
もっとも、業者さんが知っている可能性のほうが高いのですが(汗)。
もし、ご存知でしたらお教えくださいませ。
まーちたり様こんばんは。
スレッドが上がっていなかったようで、気付かずに申し訳ありません。
イコフレックス3型に似合うレンズフードというのもナカナカ敷居が高そうですね。
さて、動作の件ですが、私の所有する3型も万全とは言い難い状態かと思いますが、
カウンタが「1」以前であってもシャッターは切れ、フイルムが入っていなくてもカウンターが進み、
シャッターも切れます。
また、本体と裏蓋の上部接合面のピンの抑えが開放される(裏蓋が開く)とカウンターがリセットされます。
ただし、裏蓋を開いた状態で巻き上げクランクを動作するとマズイ感じです。
クランクが中途から異音を伴い明らかに「故障につながる」感が漂います・・・
ただ、裏蓋開放状態でクランクを動かしてしまうと、引くに引けない他の動作を受け付けない状態になり、
嫌な異音を聞きながらクランクを動作終了位置まで動かすことになってしまいます。
(シャッターチャージはされるようです)
これが正しい仕様なのかはわかりませんが、少なくとも私の所有機では
裏蓋を開いた状態でのクランク操作は厳禁!ということになりそうです。
管理人様、こんばんは。
早速のご回答、ありがとうございます。
どうやら3者3様(笑)のようですが、当方のは2台とも裏蓋開放状態でも
異音、引っかかりはせず、そのままチャージ状態に入るみたいです。
もっとも、1号機はそれで巻き上げてしまうと、カウンター「1」まで
シャッターが切れないため、実際のフィルム装填以外では巻き上げる必要がありません。
1号機が引くに引けない状態になるのは、ある意味では管理人様所有機と同様です。
ちなみに、この連動のため、レンズ、シャッターのチェックも出来ません。
かろうじて、Bでシャッターを開いておき、裏蓋を開けるという暴挙に出れば、
レンズのチェックは出来ますが。
2号機は壊してしまったので、何ともいえませんが、
故障の原因は、セルフタイマーに起因すると思っています。
クラカメのセルフは鬼門というのはわかっていましたが、嵌ってしまいました。
ただし、この機能しなかったはずのセルフも、故障していたのか、
前所有者が「殺して」いたのかは、不明です。
とりあえず、シャッターチャージとカウンターが問題なければ
撮影可能ですので、本日修理業者のところへ持ち込んできました。
そのとき、上記の話をしたのですが、底にも突起が出ているのに気付き、
どうもそれが何らかの動きに関連している様子。
しかし、今回の修理は前板からのシャッターへのアプローチだけで十分で、
この連動機構を確認するには側面を開けねばならず、リスクとコストを伴うため、
とにかくシャッターが復活するようにしてもらうことのみの依頼としました。
イコレフ3のような、ちょっと凝った構造のものはやはり壊れやすいとのこと。
いまはとにかく、名人の腕により無事復活してくることを祈るのみです。
次はフードですね。探し出さなければ!
いやはや、イコフレックス3型の操作系は三者三様ですか・・・
私の所有機では、シャッターチャージ後裏蓋を開けてBでレリーズすれば
レンズチェックなども簡単にできます。
無論、これが新品時の正しい動作なのかはハナハダ疑問ですが。
また、セルフタイマーは入手時から故障していますが、無くても困らないのでそのままになっています。
底部の突起は、フイルム室内の板状のものでしょうか?
これは、フイルムが入っている場合に、クランク下の丸窓に赤い「F」マークが出る仕様のようです。
独創的なスタイルと仕様のイコフレックス3型ですが、やはり謎が多いですね(笑)
こんばんは。
フィルム室内部の板状のものの横辺りに、何かピンが出ていませんか。
上側のピンはカウンター用のみっぽいので、底側のピンがシャッター制御と思われます。
でも、変な操作をすれば、へそ曲げそうなカメラですので、あえて試すのは止めておきます。
こんなヘンに凝ったことするから、ローライの後塵を拝することになったんですよ、多分。
しかし、個人的には素晴らしいカメラだと思っていますが(笑)
完全に見落としてました。底部側からもピンが出てました!
ということは、イコフレックス3型のフイルム室内にはピンが二本出ているということに。
折角なので、ピンを押し込んだ状態で壊れない程度に操作してみたところ、
下部のピンを押し込んだ状態では、前述の異音なしにクランク操作ができたので裏蓋開放感知用、
ボディ上部のピンが押し込まれていない状態ではカウンターが進みませんので、裏蓋を開けた時の
カウンターリセット用ではないかと(両方押し込んだ状態で操作できませんでした・・・)。
断定はできませんが、この確認の為に開けるのも嫌ですので(笑)
(ただし、イコフレックス3型は、側面にねじ山がむき出しなので開けるだけなら簡単です)
/fghij/ikoflex3.php
不思議な作りと言えば、スパーブ /pqrst/superb.php に代表されるフォクトレンダーですが、
ツァイスイコンもナカナカ謎のようですね。
作られた時代を考えると、最高の設計なんでしょう。
でも、やっぱり凝り過ぎのような気がします。
構造はシンプルな方がいいのかもしれませんが、フォクトレンダーにしろ、
ツァイスにしろ、「複雑=技術の結晶」的なところがあるようで、
むしろそういう部分がメカフェチにはたまりませんw
ちなみに、入院中の2号機は、うまくいけば年内に帰ってきそうです。
何とか直ってくれればいいのですが。
みなさんこんばんわ。
だいぶイコフレックスで盛り上がっているようでイコフレックスファンとしては、うれしいです。
私もイコフレックスは何台も持っておりますが、3型はなかなか見つけることができません。
フードの件ですが、おそらく37mmかぶせのタイプだと思いますが、ツァイスイコン製のものがあるはずです。
スーパーイコンタ532/16や戦後のイコフレックスシリーズ全てに合うものです。
フォクトレンダーのベッサU用もそのサイズです。新宿 中古カメラ市場で見ました。
但し、広角用のようで逆光対策には向きません。
イコフレックスはフィルム室が狭く内面反射の影響を受けやすいようで、逆光対策には苦労しました。
同じようなレンズを使っている蛇腹のスーパーイコンタ532/16はそこそこ逆光に強いです。
ノンコートのスパーブもフィルム室が大変広く、内部にフェルトが貼ってあるのでかなり逆光に強いです。
コーティングレンズのローライフレックスX型やイコフレックス2Aは非常に逆光に弱いです。
どちらもフードでは対策しきれません。内部(特に下)にフェルトを貼るのが良いかと思います。
木村様、こんばんは。
どのカメラでも欲しい時には見つからず、大枚はたいてやっと手に入れたと思ったら、
もっといいのが直後に出てきたり、とかなかなか難しいですよね。
さて、37ミリフード、行きつけの中古屋ではなかなか見かけません。
walzとかACEとかのメーカーのものを、毎日ヤフオクで探しています。
聞くところによると、コニカのコニフードも37ミリの設定があったそうです。
しかし、フードより内面反射対策が有効とは、いいことをうかがいました。
それならヨドバシでも手に入りますし。
手元にあるローライやセムフレックスにも対策してしまいそうです。
こんばんは。
イコレフ3、無事退院してきました!
セルフの引っ掛かりが原因で、シャッターチャージのための装置が、
本来動かなければならない距離を動けず、
チャージできずに戻ってしまっていたことが原因だったとのことです。
シャッター部分のみでしたので、表皮なども最低限の剥がしで済んだようで、
見た目も悪くなりませんでした。
ただ、セルフをどう使うのか、また裏蓋開放でのシャッターレリーズ機構など、
その辺をやりだすと動かなくなる可能性もある機種なので、
撮影できれば問題なし、の修理でとどめましたので、謎は残っていますw
ともあれ、部品取り用のガラクタにならなかったので、一安心です。
近々、復活記念の撮影に連れ出します。
まーちたり様こんばんは。
イコフレックス3型無事退院おめでとうございます!結構早かったですね。
独特の機構・仕様のカメラは、修理業者さんも腕の見せ所でしょうか。
80/2.8テッサーの実写画像というのはWEB上には非常に少ないので、
来年早いうちに二眼レフを中心とした「写真サイト」を立ち上げて、
そこにイコフレックスもどんどん参加させて行きたいなと思ってます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、我が家のイコ3ですが、本来の動作をしていると思われる1号機の
アルバダファインダーにカビがありまして、正面からミラー上に見えて目立つので、
実用機2号機のきれいなモノと交換してみようと素人判断で外してみました。
押さえの金具が崩壊し、少々焦ったのですが、それ以上に驚いたのはアルバダファインダーが
貼り合わせのガラスブロックになっていたことです。
(こういうものはそれで当然なのかもしれませんが、何せ素人なものでして)
カビが拭ければいいや、程度の考えだったのですが、接着してあるため外れない。
ここがダメになったらこのカメラの値打ちが下がる、と中古屋では言われたのですが、
確かにそのとおりで、表面以外は通常であれば修理はおろか清掃すらできません。
別のジャンク品から交換するにも、部品が手に入る可能性は非常に低いですし。
やはり当時の高級機、ある意味とんでもない仕様です。
管理人様こんばんは
特にイコフレックスと言うわけではないのですが、行きつけ中古カメラ屋で私が手放したイコフレックス2を買っていただいた方に会いました。
(実は2度目ですが)
その方は20代前半で二眼レフや蛇腹カメラの形が好きだと言うことで使い始めたそうですが、理由もそうですが、このような若い人が
120判のフィルムカメラを使うということに、喜びを感じました。
中古カメラ店の常連などという人たちは、若くても私のようなオッサンでほとんどがそれより上のジイ様ばかりです。
フィルムメーカーのフジも120判カメラの新製品を出した翌年にプレスト120判を生産中止にするといった意味不明な行動をとっています。
私たちは少しでも多くの若い人たちに二眼レフをはじめとしたフィルムカメラ知ってもらうように勤めなければならないと思いました。
全体的に見れば、クラシックカメラやブローニーユーザーは年配の方が多いのでしょうが、
最近Twitterなどで遊んでいると、結構若い方や女性の方がフイルムカメラや中判を始めたとか
暗室道具揃えたといった書き込みも散見されます。
フイルムカメラやフイルムの良さをアピールするのは、それぞれ出来ることが違うと思いますが
積極的にブログで写真やフイルムの良さを公開したりといったこともいいと思います。
無論「フイルムを使う」ということこそが、フイルムの延命につながるのですが。
1 : 名前:木村 投稿:10/07/04(日) 03:05:43
みなさんこんばんわ。
ついにイコフレックス ファボリットを入手しました。
前回フェバレイトと表記しましたが、ほとんどの書物にファボリット又は、ファボリートと書かれているので、ファボリットでいきます。
これは、イコフレックス2aの後継機にあたり、イコフレックスシシーズの最終機で、1956年発売で1960年まで販売されていたそうです。
概観は、イコフレックス2aにそっくりで、銘阪だったところに露出計が付き、管理人様の言われていたフォーカシングノブの高さが高くなった辺りが主だったところです。
また、ピントフードの透視ファインダーとして開く部分が山型だったのが平らになり、ZEISS IKONの銘阪が黒に、シャッター周りのZEISS IKONの銘阪がクロームに変わっています。
内容に関してはものすごく変っています。まず、フルオートマットになっています。ローライと違うところは、細軸の間を遠さなくてよく、そのままフィルムを入れるだけで済むことです。
ピントフードはローライと同じタイプになり、レリーズボタンは相変わらずボディー側にあるのですが、シャッターの中心付近まで下りてきました。
重要な点は遮光バッフルが付いたことで、これが購入の一番の動機です。
ひとつ困ったことは、露出計とLV式のシャッターです。ファインダーから露出計の数値をみて、フォーカシングノブの指標をみて、絞り、シャッタースピードをセットするのですが、まるでカメラに
スタデラをくっ付けて使っている気分です。
露出計と絞り、シャッターが連動するのは1959年からなので、このころは露出計が付いているだけでありがたかったのでしょうし、露出計を使うためのLV式シャッターユニットなのでしかたありません。
それにしてもこのシリーズ最初の1型と3型以外は使ったことになるのですが、2型以降おそらく同じボディーダイキャストをつかっているのですが、使用方法や、内部構造をよくもここまでかえたなと感心します。
とりあえず試写が終わったらまた報告したいと思います。
2 : 名前:二眼里程標管理人 投稿:10/07/13(火) 08:38:07
私は露出計ありの二眼レフは自己規制しているので、ファボリットには縁がありませんが
筐体は同じでもレンズ周りの印象が全く違うので、非常に目を引くカメラですね。
フルオートマットの二眼レフは、ローライフレックス各型を含めて4モデルのみ。
カメラ界を牽引していたツアイスイコンが威信をかけてフルオートマットを達成した時、
時代は既に35mmに移っていたとは何とも皮肉なものです。