Ikoflex IIaZeiss-Opton Tessar 75/3.5

ツァイスイコン(Zeiss Ikon)製二眼レフカメラ「イコフレックス2a」 ツアイスオプトン・テッサー(Zeiss-Opton Tessar)レンズ搭載

イコフレックス2 イコフレックス3
Ikoflex IIa
イコフレックス
Ikoflex IIa
イコフレックス
Ikoflex IIa
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言わずと知れたドイツの大メーカー、ツァイスイコン(Zeiss Ikon)の二眼レフブランドがイコフレックス(Ikoflex)。戦前のイコフレックス1型などは、ローライの模倣を避ける機構が多いが、掲載機2a型の頃になると上下レンズ間のシャッター・絞りダイヤルなど、かなりローライの操作性に近づいている。
なお、同時代のライバル・ローライの二眼レフは、ローライフレックス2.8C、ローライコード4型など。

ツァイスイコンのカメラは東西分裂の影響もあって、モデル名が非常に判りづらいのだが、掲載のイコフレックスはIIa(2a)後期型。資料によっては、IIa前期型(前面のデザインが全く異なるモデル)をIIAと表記する場合もある。
2a型はツァイス・オプトン(Zeiss-Opton)解消の1954年の発売であるが、レンズはオプトン銘のテッサー(Tessar)75mmF3.5。

機構は、フイルムの1枚目のみ底部の赤窓で確認する方式。カウンターをリセットし「1」を出せば、以降は自動巻き止めで巻上げとシャッターチャージも連動する。ピントノブの径は大きいのだが、高さが無いためやや使いづらい印象。
スクリーンはイコフレックスの特長であったコンデンサーレンズではなく、フレネルレンズ付きの通常のスクリーンとなっているが、視野は明るくセンターマット方式ではないもののフレネルの溝が細かいためピント合わせはしやすい。
また、近接撮影の視差対策としてスクリーンの視野率がやや低めになっている。実測で50mm×50mm程度しかないので、仕上がりを予測したフレーミングが必要になってくるだろう。
何より特徴的なのはシャッターボタンの位置で、ネームプレートの脇にある。二眼レフでこの位置にあるのは、東ドイツのレフレクタ(Reflecta)II型などごく少数。ピントフードを閉じることにより、機械的にシャッターボタンを押し込めなくしてロックする仕様。
無論ツァイスイコンのカメラである。全体の造り・仕上げは非常に良いことも付記しておく。

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データ表 Ikoflex IIa イコフレックス2a

メーカー 生産国 生産年
Zeiss Ikon ツァイスイコン 西ドイツ 1954年
ビューレンズ
Teronar-Anastigmat 75/3.5 テロナー アナスチグマット
テイクレンズ
Zeiss-Opton Tessar 75/3.5 ツァイス オプトン テッサー
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~22 10枚 3.6ft
フード取り付け
35.5mmねじ込み式 37mm被せ式
シャッター
Synchro Compur B・1・2・5・10・25・100・250・500
シャッターチャージ
巻き上げ連動式(セルフコッキング)
レリーズ
右上部ボタン 押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ 1枚目のみ赤窓 以降自動
ピント合わせ
左側面ノブ
スクリーン 視差補正
通常 フレネル 補正無し
内面反射対策
無し
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H137×W77×D97mm 1085g 大ネジ
入手難易度
★★☆
データ表の見方

テイクレンズ周り

シャッターボタン・ロック機構

ビューレンズ上部

ピントノブ

カメラ底部

ピントルーペ

レンズキャップ

革ケース
管理人の戯言
掲載当初、二眼里程標初の本物テッサー登場でした。オプトンですけど。管理人は特に機械フェチでもないのですが、この作りの良さは流石と思います。フードなどの取り付けは、35.5mmのツァイス規格ですのでご注意を。何故か右側面の円の部分が擦れた機種を多く見かけます。
また、クラシックカメラ専科で詳しく記載されていますが、レンズ番号80万台ではレンズの固定方式が原因となって、光軸が狂いやすいとのことですので購入時は要確認。100万番台では方式変更で大丈夫らしいです。

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