Semflex AutomaticSom Berthiot Flor 75/3.5

セム(Sem)製二眼レフカメラ「セムフレックス オートマチック」 ベルチオ・フロール(Berthiot Flor)レンズ搭載

セムフレックス スタンダード ソリゴールレフレックス
Semflex Automatic
セムフレックス
Semflex Automatic
セムフレックス
Semflex Automatic
  • main
  • front
  • right
  • back
  • left

セムフレックス(Semflex)は、1940年代後半からおよそ30年にわたり様々なバリエーションが販売され、二眼レフ大国フランスの代表的な機種である。
資料が非常に少ないため、50前後もあるというセムフレックスのバリエーション詳細は不明だが、テレローライよろしく望遠レンズを装備した機種などもあった。
また、アクセサリーも専用のフード・クローズアップレンズの他、ピストルグリップやコピースタンドまで幅広く用意されていた。

掲載のセムフレックスは、F3.5レンズ付のレバー巻上げなのでオートマチック(Automatic)2型に分類されるモデルだ。フランス語風に?「オトマチック(Otomatic)」と記載している場合も多くあるが、二眼里程標では英語発音の表記で統一している。
経年変化も考慮すると一概に言えないかも知れないが、グレーの貼り革はフレクサレット6の色に近く、セムフレックスのほうがやや暗いグレーで素材も似た感じの布調のもの。好みもあるだろうが、黒一辺倒よりも軽快な印象となっている。

セムフレックス・オートマチックの仕様は、フイルムの1枚目を赤窓で確認し2枚目以降は巻き止めが効く方式。巻き上げとチャージはクランクの2回動作が必要となり、およそ90°の操作で巻上げが完了し、再度クランクを動かしてシャッターをチャージする。
巻き上げクランクは、右手親指で巻き上げる場合カメラを持ち替える必要がなく、最後まで巻き上がっていないとレバーは定位置に戻らないので非常に明快である。ただ、クランクを戻すためのスプリングが強いのか、操作がやや重く動作音も大きい。
スクリーンにはコンデンサーレンズが入っていて、明るくピントの山も掴みやすいのは特筆すべき仕様だ。
レンズはベルチオ(Berthiot)とアンジェニュー(Angenieux)付きとがあるが、アンジェニュー付の方が見かける機会は格段に少ない。また、レンズ周りへのアクセサリー取り付けは専用バヨネット式だが、レンズ押さえリングの外周に若干隙間があり、30mm程度の被せ式のものも使用可能となっている。

PR : 二眼里程標管理人は毎日見てる!?Yahoo!オークション新着二眼レフ!

データ表 Semflex Automatic セムフレックス オートマチック

メーカー 生産国 生産年
Sem セム フランス 1959年頃?
ビューレンズ
Som Berthiot 75/2.8 サム ベルチオ
テイクレンズ
Som Berthiot Flor 75/3.5 サムベルチオ フロール
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~22 10枚 3ft
フード取り付け
専用バヨネット 30mm被せ式
シャッター
無銘 B・1・2・5・10・25・50・100・200・400
シャッターチャージ
巻き上げ連動式(セルフコッキング)
レリーズ
前面下ボタン 押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面クランク 1枚目赤窓 以降自動
ピント合わせ
左側面ノブ
スクリーン 視差補正
コンデンサーレンズ 補助線長方形 補正無し
内面反射対策
円筒
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H137×W75×D98mm 955g 小ネジ
入手難易度
★★★ アンジェニュー付き★★★★
データ表の見方

シャッターボタン周り

ピントルーペ

バヨネット形状

カメラ底部

巻き上げクランク

レンズフード

革ケース
管理人の戯言
掲載機はシャッターロックレバーが勝手に動きやすく、シャッターを切ろうとして「あれ?」っと思うことがあってややストレスです。レバーの位置も手が触れ動いてしまいやすい所にあるので、出来れば動作がスカスカではないものを選びたいところ。
セムフレックス・スタンダードもそうですが、スクリーン内側の汚れには注意。簡単に清掃できるタイプではありません。また、シリーズ通じてピントルーペの位置決め部品に不具合が多いように感じます。

PR : 【 マップカメラ 】 Classic気分満点! 二眼レフカメラを始めてみませんか?