Kalloflex K2Prominar 75/3.5

興和光器(コーワ)製二眼レフカメラ「カロフレックスK2」 プロミナー(Prominar)レンズ搭載

イコフレックス3 コニフレックス2
Kalloflex K2
カロフレックス
Kalloflex K2
カロフレックス
Kalloflex K2
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バンテリンでお馴染みのコーワ製二眼レフ・カロフレックス(Kalloflex)。コーワは、コーワシックスやコマフレックス、コーワSW・UWなど特徴的なカメラを多く発売していたが、二眼レフはマイナーチェンジを含め僅か3機種のみの販売。
カメラ事業からは遠ざかっていたが、望遠鏡分野で培った技術で2004年に超望遠デジタルカメラスコープTD・1を発売。カロフレックスにも搭載されているレンズブランド、プロミナー(Prominar)も健在である。

掲載機カロフレックスK2は二眼レフの中では後発だけあって、クランク巻き上げ・セルフコッキングという仕様に留まらず、独自の機構や優秀なレンズ性能を前面に出した非常に特徴的なカメラとなっている。
搭載レンズのプロミナー75mmF3.5は、発売当初その解像力を広告の一面に押したほどのもので、レンズ周りには汎用性の高いBay1バヨネットを採用。

ファインダースクリーンにはコンデンサーレンズを使用しており、視野は非常に明るくピントの山も掴みやすい。構えたときに見やすいように、ピントルーペとコンデンサーがやや前傾して装備されている。
ピントルーペは大型で見やすく、ワンタッチで跳ね上げが可能。また、ルーペの位置決め用にアームが追加されているのは、長く使ってゆく上で不具合の出やすい箇所への対策でもあり、細かな配慮だが特筆すべきことと思う。
ピントノブは巻き上げクランクと同軸上にあり、カメラを構えたまま右手で両方の操作が出来る。無論、クランクを操作してフイルムを巻き上げても、ピント位置が動くことはない。カウンターもカメラの右肩上部にあり、撮影中でも確認が可能。
シャッターボタンは通常とは逆の左手で押す位置にあり、撮影の流れの中で右手・左手にどういった操作をさせるのが理想かを十分に考えた跡をうかがわせる。
カメラ全体の工作精度や仕上げも非常に良く、細部の意匠にも手抜きが無い。プリモフレックス・オートマット同様に、やや「遅れて来た二眼レフ」ではあるが、国産機種の中での人気は高い機種だ。

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データ表 Kalloflex K2 カロフレックスK2

メーカー 生産国 生産年
興和光器(コーワ) 日本 1955年
ビューレンズ
View Prominar 75/3 ビュー プロミナー
テイクレンズ
Prominar 75/3.5 プロミナー
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~22 10枚 3ft
フード取り付け
Bay1
シャッター
Seikosha-MX B・1・2・5・10・25・50・100・250・500
シャッターチャージ
巻き上げ連動式(セルフコッキング)
レリーズ
前面下ボタン  押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面クランク スタートマーク合わせ 自動
ピント合わせ
右側面ノブ
スクリーン 視差補正
コンデンサーレンズ 補助線縦横各3本 補正なし
内面反射対策
バッフル 円筒
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H136×W82×D96mm 1125g 小ネジ
入手難易度
★★★☆ カロベックス★★★★☆
データ表の見方

ビューレンズ上部

カメラ下部

フイルム室内

シャッターボタン

ピントノブ・クランク

ピントルーペ

レンズキャップ

レンズフード

革ケース
管理人の戯言
カロフレックスの中古価格は、それなりに安定でしょうか。そんなに生産数が少ない機種とは思わないのですが、手放す人が少ないのか中古市場で見かける頻度は高くありません。下位機種のカロベックス(Kallovex)は、更に見かけない珍品の域ですが。
ファインダー周りは特筆すべきことが多くある仕様ですが、唯一レンズ押さえのためかコンデンサーレンズの四隅の視野が若干欠けますので気になる方もいるかと。
意外にも?アクセスランキングでは低迷ですが、このカロフレックスは個人的にとても気に入っていて、ebay初落札機ということもあって「二眼レフ泥沼里程標」の機種とも言えます。

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