Flexaret VIMeopta Belar 80/3.5

メオプタ(Meopta)製二眼レフカメラ「フレクサレット6」 ベラー(ベラール・Belar)レンズ搭載

フレクサレット3 フレキソラ
Flexaret VI
フレクサレット
Flexaret VI
フレクサレット
Flexaret VI
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チェコスロバキア・メオプタ(Meopta)社の二眼レフ。チェコスロバキアでは戦前から「Flexette」「Kamarad」等の二眼レフが生産されており、フレクサレット(Flexaret)もその流れを汲むもの。
後継機の7型が壊れやすい・壊れたら直らないなどの評判があるため(註:実際は不明)、このフレクサレット6型がシリーズの中では最も人気がある機種。

フレクサレットは、掲載機6型からテイクレンズに専用バヨネットが付けられている。外バヨネットはピンが2本付いているだけの簡易的なものだが、ピンがあるため汎用の被せ式フードは使えず専用フードが必要。
4型から採用された4枚玉ベラー(ベラール・Belar)レンズの評価は非常に高く、6型からはフイルム室内に内面反射防止バッフルが設けられ、外革もグレーの布張りが基本となっている。
数は少ないがブラックモデルも存在し、外装は「黒布」ではなく5型以前と同じ「黒革」の仕様である。

フイルム巻上げはノブ式を採用しているが、シャッターチャージも同時に行うのためやや重めとなっている。絞りレバーの指掛りも少々物足りないが、共に強いて言えばというレベルだ。
シャッターボタンは、カメラ前面中段という独特の位置にありロック機構付。巻き上げノブ下にあるダイヤルは、35mmフイルムを使用する際の補助カウンターとなっている。
ミノルタオートコードフレキソラも採用している振り子式ピントレバーは、フレクサレットの特徴的な部分であり、大型で指掛りが2ヶ所あって操作性は非常に良好だ。
スクリーンは磨りガラスのみだが、倍率の高いルーペのおかげもあってピントの山は掴みやすく思う。次代の7型からフレネルレンズを装備。なお、フレクサレット後期に純正で濃いオレンジ色のスクリーンがあるのだが、明るさにムラがあるなど決して使いやすい仕様ではないため実用目的なら避けるのが賢明だろう。

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データ表 Flexaret VI フレクサレット6

メーカー 生産国 生産年
Meopta メオプタ チェコスロバキア 1961年
ビューレンズ
Meopta Anastigmat 80/3 メオプタ アナスチグマット
テイクレンズ
Meopta Belar 80/3.5 メオプタ ベラー
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~22 10枚 3.5ft
フード取り付け
専用バヨネット
シャッター
Metax B・1・2・5・10・25・50・100・200・400
シャッターチャージ
巻き上げ連動式(セルフコッキング)
レリーズ
前面右ボタン 押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ スタートマーク合わせ 自動
ピント合わせ
前面下レバー
スクリーン 視差補正
通常 補助線縦横各3本 補正無し
内面反射対策
バッフル
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H138×W77×D103mm 975g 大ネジ
入手難易度
★★ 6型ブラック★★★★ 5型★★ 7型★★★☆
データ表の見方

フォーカシングレバー

ピントルーペ

絞り指標

シャッター速度指標

フイルム室内

カメラ底部

レンズキャップ

レンズフード

革ケース
管理人の戯言
フレクサレット6型は、オークションで一時高騰していましたがやや落ち着いた感じでしょうか。最近では中古カメラ店でもそこそこ見かけるようになりました。ただし、スクリーンの内側からの汚れは要注意。一般的な4本ネジでピントフードが外せるタイプではありませんので。
ベラーレンズの写りは俊逸で専用のプロクサーや35mmフイルムでの撮影キットなど、アクセサリーも多数用意されていたようですが、単体で探すとなるとナカナカ難しい面もあります。
また、ブラックモデルは二台を実際に入手し、複数の画像をWEB上で確認したがことがありますが、いずれも黒の革張りのスタイルでした。通常モデルの外装(グレー布と黒革)が異なるだけで仕様は同じですので、珍しいモデルではありますがコレクターさん以外は入手に熱くなる必要はないかと。

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