ボルシー(Bolsey)はアメリカのメーカーで、35mm小型機で有名。また、35mmの二眼レフも発売したメーカーだ。
掲載機ボルシーフレックス(Bolseyflex)はOEM供給のため、生産国は戦後の西ドイツ。ビューレンズが角型で、ピントフードが幅広のモデルもあり、OEMで有名なタワーブランドでもほぼ同等な機種が販売されていたようだ。
また「ボルシーフレックス」という名称のカメラは、当機よりアルパの原型となったものの方が有名であろう。
ボルシーフレックスはほぼボックスカメラの仕様であり、ファインダーでのピント合わせは出来ないので目測での使用となる。コンデンサーレンズのみの視界は非常に明るいが、視差によってケラレも大きく好みが分かれるだろう。
レンズの最短撮影距離は5フィートだが、ファインダーの特性からこの距離を実用とするにはやや難がある。
フイルム送りは赤窓式。この手のカメラとしては珍しく二重露光防止装置が付いていて、巻き上げないとシャッターが切れない仕組みだ。
絞りは角型の2枚羽根であるが、中間値の使用も可能。
ライムグリーンの貼り革が印象的なカメラだが、汚れが目立ってしまうのは仕方のないところだろうか。見かける機会は少ないが、専用ケースも用意されておりカメラと同系色の仕上げとなっている。
ボルシーフレックスは、基本的に二眼レフと言うよりボックスカメラであるが、
よくよく考えればブリラントオリジナルと機構的に大差は無いとも言えるのだ。非常にシンプルな構造ではあるが、独自にピントフードを加えたデザインになっているので当サイトにも掲載した。









