Brillant FocusingVoigtlander Skopar 75/3.5

フォクトレンダー(Voigtlander)製二眼レフカメラ「フォーカシングブリラント」 スコパー(Skopar)レンズ搭載

ブリラントオリジナル シロフレックスD
Brillant Focusing
フォーカシングブリラント
Brillant Focusing
フォーカシングブリラント
Brillant Focusing
  • main
  • front
  • right
  • back
  • left

ドイツの名門フォクトレンダー(Voigtlander)の製品。同じブリラント(ブリリアント)だが、区別するためフォーカシング・ブリラント(Focusing Brillant)と呼ばれる。通常のブリラントは目測でしかピント合わせが出来ないが、当機はスクリーン上でのピント合わせが可能なため、フォーカシングの呼称が付く。
フォクトレンダーの二眼レフは他にスパーブがあるが、独創的なアイディアや機構で有名な同社だけに、戦後に二眼レフが発売されなかったのは大変残念だ。

フォーカシングブリラントのレンズは、3枚玉フォクター(Voigtar)・4枚玉スコパー(Skopar)・5枚玉ヘリアー(Heliar)のバリエーションがある。
国産二眼レフでも、リコーフレックスを筆頭に多く採用された上下レンズをギアで連動させピント同調をとる方式だが、この方式を採用したのは当機フォーカシング・ブリラントが最初とのこと。
ファインダーは、コンデンサーレンズとF2.2のビューレンズで非常に明るい。ただ、ファインダー中央部のみでのピント合わせは、ルーペの見辛さもあってピントの山が非常に掴みづらい。
また、フイルム室内もベークライトの内面反射が大きいようで、フォクトレンダーを代表するスコパー・ヘリアーなどのレンズが生かしきれていない気がする。

本体がベークライトで高級感こそ無いが、とても軽量なカメラに仕上がっている。反面、コンデンサーレンズと大口径ビューレンズによって、ややトップヘビーな印象だ。
アイレベルファインダーは光学式を採用。巻き上げも自動巻き止めに対応しており、二重露光防止機構も付く。カメラ左側面には、フィルターと光学露出計の収納スペースがあるが、残念ながら掲載機にそれらは付属していなかった。ビューレンズ周辺には、光学露出計取り付け用と思われる簡易バヨネットがある。

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データ表 Brillant Focusing フォーカシングブリラント

メーカー 生産国 生産年
Voigtlander フォクトレンダー ドイツ 1939年
ビューレンズ
Rapid-S-O 焦点距離不明/2.2
テイクレンズ
Voigtlander Skopar 75/3.5 フォクトレンダー スコパー
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~16 10枚 1m
フード取り付け
29mm 被せ式
シャッター
Compur T・B・1・2・5・10・25・50・100・300
シャッターチャージ
独立式 T・Bはチャージ不要
レリーズ
シャッター外周レバー 押し上げ式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ 1枚目のみ赤窓 以降自動
ピント合わせ
レンズ回転式
スクリーン 視差補正
コンデンサーレンズ 中央マット部のみピント合わせ可
内面反射対策
無し
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H131×W75×D94mm 690g 大ネジ
入手難易度
★★★
データ表の見方

シャッター・絞り指標周り

ファインダー

ビューレンズ上部

フィルター収納部

裏蓋ロック機構

ピントルーペ
管理人の戯言
フォーカシングブリラントのピントルーペは、黄色い着色仕様が一般的なようで、シャッターにも最高速1/500のバリエーションがあるとの情報をいただきました。個体差もあるかも知れませんが、ピント合わせはちょっと難ありと言わざるを得ません。
ちなみに管理人の視力は両目とも1.5~2.0なのですが、指標の数値が小さくてちょっと見づらい。目の悪い方は実機を確認してから購入した方が良いかと思います。
それから、フイルム室内に「BESSAPAN FILM」のシールが。そんなフイルムもあったんですね。

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