国産初の二眼レフと言われるのが当機ミノルタフレックス1型。実際には2ヶ月ほどプリンスフレックスに後れを取ったようだが、完成度・販売数では上を行った。
上部はピントフードの意匠を始め、ルーペや背面のフード折りたたみ時のロック機構、ネームプレートの仕上げまでイコフレックス2型のコピーと言える。
ただ、国産二眼レフ黎明期の製品ながら、巻き止めや二重露光防止の機構を持つのが特徴。
フイルムの一枚目を赤窓で確認すれば、以降は自動巻き止めが働く仕様。シャッターには独自の方式を採用し、チャージレバーでのレリーズも可能だが、側面のレバーでシャッターを切った場合は二重露光防止機構が働き、巻き上げるまでレバーはロックされる。
自社製クラウン2シャッターの他に、コンパー付きのバリエーションもあるらしい。ピントフードのロゴにも別のものがあり、「CHIYOKO」ではなく「TIYOKO」銘。
ノンコーティングのプロマーレンズは旭光学(ペンタックス)製とのことで、クランク巻上げのオートマットにも採用された評価の高いテッサータイプ。
ミノルタフレックスシリーズの次代機「オートマット」は、元々数が少ないうえに良質な鋼材が軍需用に回されたためか、良好な状態を保っているものは非常に少ない。











