Microcord MkIIRoss Xpres 77.5/3.5

MPP製二眼レフカメラ「マイクロコードMk2」 ロス・エクスプレスレンズ(Ross Xpres)搭載

マミヤC330f マイクロフレックス
Microcord MkII
マイクロコード
Microcord MkII
マイクロコード
Microcord MkII
  • main
  • front
  • right
  • back
  • left

マイクロコード(Microcord)は、珍しいイギリス製の二眼レフ。発売元のM.P.P.は、Micro Precision Productsの略称とのこと。
クランク巻上げ・セルフコッキング仕様の上位機種マイクロフレックスもあるが、実質イギリス製の二眼レフはこれらのみで、イルフォードやエンサインの擬似二眼レフはあるものの二眼大国フランスとは大きな差だ。

マイクロコードにはMk1とMk2があり、Mk1はピントフードの透視ファインダーが無く、フイルム送りは1枚目を赤窓で確認する方式。裏蓋のロック構造も、Mk1は引っ掛けるだけなのに対しMk2では二重ロック式に変更されている。
基本的にはローライコードのコピーモデルであり、前面左右にあるダイヤルで絞りシャッター速度を変更する。双方の数値は、ビューレンズ上部の小窓で確認可能。
シャッターは無銘であるが、プロンターSVSとのことだ。シャッターボタンのストロークが短か過ぎることと、シャッターボタンとチャージレバーが近接しているため、シャッターのセットがし辛いことなどはあまり感心しない。スクリーンはスリガラスのみでやや暗いが、一般的なレベルだろう。

マイクロコードのテイクレンズは、ロス・エクスプレス(エキスプレス・Ross Xpres)。77.5mmという焦点距離は、インチをミリに直したゆえの端数とのこと。77.5mmという仕様の二眼レフは珍しいが、スクリーンの視野率によって見える範囲は異なるのだから、一般的な75mmや80mmの機種と比較しても実用に戸惑うほどの差異ではないだろう。
レンズ周りには、常道とも言うべきBay1バヨネットを採用。ただし、テイクレンズ側のバヨネットはローライなどのそれとは上下逆で、純正のフード以外も取り付け可能であるがロゴが下側になってしまう。他機種より上下レンズの間が数mm狭いために凸部分を下側に配したのだろうか。

PR : Yahoo!オークションの二眼レフに使える「レンズフード」を一発検索!

データ表 Microcord MkII マイクロコードMk2

メーカー 生産国 生産年
M.P.P. イギリス 1953年頃
ビューレンズ
Ross 77.5/3.2 ロス
テイクレンズ
Ross Xpres 77.5/3.5 ロス エクスプレス
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~22 10枚 3ft
フード取り付け
Bay1(上下逆)
シャッター
Prontor-SVS B・1・2・5・10・25・50・100・300
シャッターチャージ
独立式
レリーズ
前面下ボタン 押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ スタートマーク合わせ 自動
ピント合わせ
右側面ノブ
スクリーン 視差補正
通常 マスク補正
内面反射対策
円筒
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H135×W77×D102mm 910g 大ネジ
入手難易度
★★☆ 赤窓前期型★★★
データ表の見方

シャッター速度ダイヤル

シャッターボタン・チャージレバー

ビューレンズ上部

カメラ底部

ピントルーペ

レンズキャップ

レンズフード

革ケース
管理人の戯言
マイクロコードの作り自体は良好で、ロス・エクスプレスレンズの評判も上々なようです。ただ何故か保存状態の悪いものが多く、綺麗なものはそれなりに強気な価格設定が多いようです。純正フードは、掲載品よりもっと派手な(エライ派手な)ロゴのものも確認済みです。
個人差はあるかと思いますが、管理人はシャッターボタンのストロークがホント気になって残念。

PR : 【 マップカメラ 】 Classic気分満点! 二眼レフカメラを始めてみませんか?