Altiflex IRodenstock Trinar Anastigmat 75/2.9

Eho(エホー)製二眼レフカメラ「アルティフレックス1」 ローデンシュトック・トリナー(Rodenstock Trinar)レンズ搭載

アルペンフレックスZ アンスコ オートマチック
Altiflex I
アルティフレックス
Altiflex I
アルティフレックス
Altiflex I
  • main
  • front
  • right
  • back
  • left

戦前ドイツのエホー(Eho)・アルトマン、もしくはエホー・アルティッサ製の二眼レフ・アルティフレックス(Altiflex)。当機に関する情報は非常に少ないため、若干曖昧な点はご容赦願いたい。

アルティフレックスは掲載の1型でA~Hのバリエーションがあり、アイレベルの光学ファインダーの有無や搭載レンズの違いによって分類される。他にフイルム装填方法が裏蓋開閉式になった2型があり、2型にはシュタインハイル・カッサー(Cassar)レンズ付きのモデルも。ただし見かけることは稀である。
掲載機は入手したいずれの情報にも完全には合致しないため、単に1型の表記のみとした。ネームプレートのみ異なるウィルジン(Wirgin)銘のモデルや、光学式露出計を装備したモデルも存在する。

当機はローデンシュトック製トリナー(Trinar)レンズ付。開放値2.9という、当時としては非常に明るいレンズが付けられている。アルティフレックスには開放F4.5付きのものの方が格段に多く、掲載機とは一見の印象が大きく異なる。
カメラの右側面上部から突き出ているのがシャッターレバー。ビュー・テイク各々のレンズには、連動するバーが付けられており、構えて左側面のレバーを操作して前玉回転式でピントを合わせる方式だ。
それらの突き出したレバー類もあいまって、アルティフレックスのデザインは独特な雰囲気を醸し出す。
戦前としては珍しいプラスチック素材の巻き上げノブや、フイルムの装填を側・背面のカバーをすっぽり外して行うのも特徴的な部分だろう。
カメラ全体を覆う貼り革や、フロントの丸みを帯びたクロームトリム。外形の大きなコンパーシャッターなど、個人的には非常に美しい二眼レフのひとつだと思っている。

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データ表 Altiflex I アルティフレックス1

メーカー 生産国 生産年
Eho エホー ドイツ 1934年
ビューレンズ
Rodenstock Trinar Anastigmat 75/2.9
ローデンシュトック トリナー
テイクレンズ
Rodenstock Trinar Anastigmat 75/2.9
ローデンシュトック トリナー
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
2.9~18 10枚 1.5m
フード取り付け
33mm被せ式 要一部加工
シャッター
Compur T・B・1・2・5・10・25・50・100・250
シャッターチャージ
独立式 T・Bはチャージ不要
レリーズ
右側面レバー 押し下げ式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ 赤窓式
ピント合わせ
左側面レバー
スクリーン 視差補正
通常 補正無し
内面反射対策
無し
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H125×W73×D97mm 705g 大ネジ
入手難易度
★★★☆ 2型★★★★ 1型小口径レンズ付き★★☆
データ表の見方

ピント無限遠・最短距離時

テイクレンズ下部

ビューレンズ上部

巻き上げノブ周り

本体分割

ピントルーペ
管理人の戯言
大口径のローデンシュトックレンズは魅力的ですが、戦前なのでノンコート。スクリーンも時代なりのものです。また、ピント同調用のカムは、アルティフレックスの命綱ですので変形に注意。吊り金具の形状も特殊ですが、恐らく中判用の何れかが流用できそうなサイズに思えます。
カメラのエッジ部分も革で覆われているため、その部分が大きく劣化・磨耗しているものを幾つか見かけました。しかし、デザインはフランス有利かと思われがちですが、こうして見るとドイツデザインというのもナカナカのものです。

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