DelmontaPluscanar Anastigmat 75/3.5

モンタナス(Montanus)製二眼レフカメラ「デルモンタ」 プラスキャナー(プラスカナー・Pluscanar)レンズ搭載

シロフレックスD エルモフレックス3D
Delmonta
デルモンタ
Delmonta
デルモンタ
Delmonta
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西ドイツのモンタナス(Montanus)社製二眼レフ。
モンタナスからは複数の二眼レフが発売されており、掲載機デルモンタ(Delmonta)に近似した縦長の普及機と、ロッカなどの80mm2.8レンズ付の中級機に分けられるが、知名度の点ではかなりマイナーな部類だろう。
モンタナスの二眼レフは不明な点が多く、当機デルモンタのネーム違いにモンチフレックス(Montiflex)銘のものがあるのだが、兄弟機であるロッカの赤窓式モデルにも同じモンチフレックスネームが存在する。

モンタナス・デルモンタ。恐らく当サイトに掲載している二眼レフの中で、最も写真と実物の印象の異なる機種であると思う。
その理由は、非常に多くの部分でプラスチックが使用されているからであり、ピントフード全体やフイルム室内もプラスチックという機種は他に記憶に無い。
シャッターを固定するリングも、フイルム室内からプラスチックの筐体に締め付けているので、ちょっとしたことでシャッターが回転してズレてしまいレリーズできないケースが多々あった。
ピントフードの精度やスクリーンの見えは決して良くないが、プラスチック多用の利点で、大きさの割りにとても軽量に仕上がっているのはメリットと言えるだろう。

左ピントノブ、右側面にスライド式レリーズレバーを配する仕様。
デルモンタの縦長の構造は、フイルム送りを直進式としている為で、この方式にはマミヤフレックスCシリーズなどがあるが、採用している二眼レフは少数。フイルムに曲がり癖が付かない為、平面性の確保に優れる。
フイルム送給方法によって空きが出来たカメラ下部には、予備フイルム収納のスペースが設けられており他に例を見ない部分である。また、テイクレンズ・プラスキャナー(プラスカナー・Pluscanar)は3枚構成で、1枚目のみにコーティングがされている。

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データ表 Delmonta デルモンタ

メーカー 生産国 生産年
Montanus モンタナス 西ドイツ 1955年
ビューレンズ
Pluscanar Anastigmat 75/3.2 プラスキャナー アナスチグマット
テイクレンズ
Pluscanar Anastigmat 75/3.5 プラスキャナー アナスチグマット
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
3.5~25 10枚 4ft
フード取り付け
32mm被せ式
シャッター
Prontor-SVS B・1・2・5・10・25・50・100・300
シャッターチャージ
独立式
レリーズ
右側面ボタン 押し下げ式
巻き上げ 巻き止め
右側面ノブ 赤窓式
ピント合わせ
左側面ノブ
スクリーン 視差補正
通常 補助線縦横各1本 補正無し
内面反射対策
無し
フイルム送り
下→上 直進式
実測サイズ 三脚ネジ
H145×W76×D97mm 680g 大ネジ
入手難易度
★★★
データ表の見方

テイクレンズ周り

ピントルーペ

ピントフード

フイルム収納

フイルム室内部
管理人の戯言
はっきり言って、本当に「安っぽい」です(モンタナスさんごめんなさい)。レリーズに問題があったので分解したのですが、素人の管理人でも唖然としました。あまり悪く言うつもりは無いですけど、率直に言ってルビテルシーガルより格段に安っぽい感じがします。モノ自体はイーベイでチョコチョコ見かけるのですが・・・。
レンズのプラスキャナー(プラスカナー?)というネーミングも、「プラスチックのスキャナ(読取装置)」と受け取れば、何とも含蓄があるような無いような。
このモンタナスのトラウマで、同社の中級機ロッカの入手にやや躊躇した管理人です(笑)。

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