Rollop AutomaticEnna Munchen Ennit 80/2.8

リプカ(Lipca)製二眼レフカメラ「ローロップ オートマチック」 エンナミュンヘン・エニット(Enna Munchen Ennit)レンズ搭載

ローライフレックス オートマットMX シーガル4A-103
Rollop Automatic
ローロップ
Rollop Automatic
ローロップ
Rollop Automatic
  • main
  • front
  • right
  • back
  • left

ローロップオートマチック(Rollop Automatic)は西ドイツリプカ(Lipca)製。当サイト掲載のフレキソラと同じメーカーのものだが、デザインに共通性はほとんど見られない。当機は押しの強いデザインが特徴的。
同デザインながら、ネームプレートに「オートマチック」の意匠が無い「ローロップ」銘のみの機種もあるが、情報が非常に少なくその差異は不明である。
掲載機とデザインが全く異なる(フレキソラに近い)F3.5レンズ付の「ローロップ」銘もあり、そちらはフイルム送りが赤窓式のものやセルフコッキングではない仕様もあるようだ。

ローロップ・オートマチックの一番の特徴は、デザイン的にも大きなウェイトを占める80mmF2.8のレンズだろう。おそらく構成枚数は4枚。同スペックで、エンナ・ミュンヘンのエニット(Ennit)以外に、同社のリサゴン(Lithagon)付きもあるとのこと。
リプカの二眼レフは数機種あるが、概ねこのエナ社のレンズを使用しているようだ。
スタイルはクランク巻上げ左ノブフォーカシング式で、ローライフレックスに近似する。ピントフードやルーペは、仕上げを含めやや手の込んだ作りだ。スクリーンはフレネルレンズ入りで視界は明るいが、ややフレネルの溝がうるさく感じる面もある。スクリーン中央部にスプリットイメージが付いているのは珍しい仕様だ。

目を引く外観のデザインは特徴的だが、内部の機構は信頼性に乏しいとの指摘も見かけ、個体差はあるかと思うが、ピントノブなどに比べて巻き上げクランクの剛性感はいささか頼りない印象。
また、掲載機の背面にある黄色いプリントは、イギリスの某所で付けられたもののようで通常それは無い。

PR : 二眼里程標管理人は毎日見てる!?Yahoo!オークション新着二眼レフ!

データ表 Rollop Automatic ローロップ オートマチック

メーカー 生産国 生産年
Lipca リプカ 西ドイツ 1957年頃
ビューレンズ
Enna Munchen Ennit 80/2.8 エンナ・ミュンヘン エニット
テイクレンズ
Enna Munchen Ennit 80/2.8 エンナ・ミュンヘン エニット
絞り 絞り羽根 最短撮影距離
2.8~22 8枚 1m
フード取り付け
41mmねじ込み式 43mm被せ式
シャッター
Prontor SVS B・1・2・4・8・15・30・60・125・300
シャッターチャージ
巻き上げ連動式(セルフコッキング)
レリーズ
前面下ボタン 押し込み式
巻き上げ 巻き止め
右側面クランク スタートマーク合わせ 自動
ピント合わせ
左側面ノブ
スクリーン 視差補正
通常 フレネル スプリット 補助線縦横各3本 補正無し
内面反射対策
円筒
フイルム送り
下→上
実測サイズ 三脚ネジ
H144×W82×D106mm 1055g 小ネジ
入手難易度
★★★☆ 非オートマチック銘★★★
データ表の見方

シャッターボタン・絞り指標周り

ピントルーペ

シャッター速度指標

スクリーン

ピントノブ周り

レンズキャップ

革ケース
管理人の戯言
テイクレンズが80mm2.8という二眼レフは、ローライフレックスを除けば非常に少ないです。モンタナスのロッカも、国内ではあまり見かけない機種です。
実は当機は故障品でして、オークションで入手時既に巻上げが空回り。修理に出そうと思いつつもすっかり放置状態・・・。写りはあまり良好ではないとの評判を、どこかで目にしたような記憶もあります。
実用的には全く問題ないのですが、ピントフードのエンブレム脱落が非常に多いモデルなのでご注意を。

PR : 【 マップカメラ 】 Classic気分満点! 二眼レフカメラを始めてみませんか?