ソリゴールブランドは不明な点が非常に多い。ソリゴール銘の二眼レフは、ギア連動前玉回転式のレフレックスと赤窓・前板繰り出し式のレフレックス2、そして掲載のスタートマーク合わせ式ソリゴール・セミオート(Soligor Semi-Auto)の3機種が存在する。
アメリカでの販売が主だったようだが、全てのモデルに「JAPAN」の刻印があり国産二眼レフがベースとなっている、いわゆるOEMのカメラだ。
掲載機ソリゴールセミオートは、フレネルレンズとスプリット入りスクリーンが特徴的な二眼レフ。フイルム装填はスタートマーク合わせ方式で、巻き止めは自動ストップ。機構・仕様などは、二眼レフとしてはオーソドックスなものとなっている。
ソリゴールシリーズを通じて、ネームプレートには掲載機のような厚みのある黒ベースのものと、銀ベースの薄型のものがそれぞれあるようだ。
当機の元のモデルに関しては、恐らく常盤精機のファーストフレックス(Firstflex)で間違い無いようだ。元の機種の型番については、前板繰り出し式のファーストフレックス自体はっきりしないものが多いため残念ながら断定は出来ていない。
メディアジョイのこちらのページの画像をご覧いただきたい(失礼ながら説明文は間違っているので注意願いたい)。特徴的な左下シャッターボタンや、ビューレンズ周りの形状など当機と瓜二つである。もうひとつ特徴的な裏蓋ロック機構の形状が確認できれば断定可能かと思うのだが、常盤精機製オートフレックスと同じものが使用されているので、可能性は限りなく高いだろう。
ソリゴールレフレックスのページ公開時に、「ファーストフレックスのOEMではないか」との推測を記載したことから始まったソリゴール製二眼レフの謎であるが、現時点でほぼ解明に至ったと言ってよいだろう。











